なんの計画もなく、闇雲に行動しても、意図的に立てた目標はなかなか達成できません。
しかし、いざ目標計画を立てようとしても、なんだかありきたりな計画になり、「達成できそう!」という期待を持てずに自信がなくなることはよくあることです。
この記事では、達成確率を高めるための基本的な目標計画の立て方をお伝えしていきます。
計画迷子になったら、今回紹介する方法に立ち戻ってみてください。
目標計画を立てる際の5つのポイント
目標計画を立てるとき、達成可能性を左右する大切なポイントが5つあります。
目標計画を立てる前に、まずはこれらの要素を把握していきましょう。
ポイント①:理想の問題
理想の問題とは、自分がどんな未来を望んでいるのかを把握しようということです。
目標達成を目指すときは、それが今すぐにでも叶えたいことだと心の底から感じることが重要であり、それがなぜかまでもしっかりと認識しなければなりません。
それほど望んでいない理想の未来である場合、達成後に燃え尽きたり、目標を達成するまで行動を継続できなかったりする可能性が高まるためです。
どんな理想の未来を望んでいるのかを明確にするには、次の質問が役立ちます。
- なぜその目標を達成したいのか
- 目標を達成したとしてもがっかりする未来とはどのようなものなのか
- その目標を達成するとどういう結果があるのか、誰がどのように喜ぶのか
https://www.hitobosi.com/ideal-future
ポイント②:目標の問題
目標の問題とは、効果的な目標を設定しようということです。
同じ理想の未来を叶えたいとしても、「いつか痩せたい」と「3ヵ月間で6キロ減量したい」とでは目標の達成確率が異なります。
自分にとっては同じ意味合いだったとしても、より具体的に言語化したほうが目標は達成しやすいのです。
自分にとって効果的な目標であるかのチェックポイントは次の7つです。
このチェックポイントが満たされていない場合は、目標を再設定することをしてみてください。
- 実現可能か
- 具体的な数値目標か
- 期日を設定しているか
- 理想と結びついているか
- 肯定文で書かれているか
- 成長目標と結果目標を設定しているか
- その目標達成は重要であり今すぐ取り組む必要があると思えているか
ポイント③:方法の問題
方法の問題とは、目標が達成しやすいやり方を設定しようということです。
1つの目標に対して、達成するための方法は無数にあります。
しかし、向き不向き、効果量や効率などはその方法を採用する人によって違いが生じるのです。
そのため、どの方法を採用するのかは慎重にならなければなりません。
自分にとって効果的な方法であるかのチェックポイントは次の5つがあります。
- 実行したいと思える方法である
- 実現可能性が50%以上ある方法である
- 実行している姿を想像できる方法である
- 理想を阻害しない結果が得られる方法である
- 自分の強みを活かしていると感じられる方法である
方法を選ぶとき、もっとも重要なことは自分の強みを活かせる方法であることです。
誰かが成功した方法でも、自分の強みではなく弱みを使った方法であるのなら、実現可能性は著しく低下してしまいます。
ただし、実行したことがないのに弱みだと感じていることもあるので、まずは一定期間試してみることをおすすめします。
ポイント④:ストーリーの問題
ストーリーの問題とは、一貫性がある計画を策定しているかということを指します。
つまり、目標達成までの道のりを物語として無理なく描けているかということです。
もちろんすべてがストーリー通りに進むことはなく、描いたストーリー通りに進んでも失敗することもあります。
しかし、ストーリーが描けていないと次の問題が生じがちです。
- 目標達成に必要な行動が分からない
- 何をどの順番で実施すべきかが分からない
- 1度の失敗を過度に恐れて行動が止まる
- 目標達成に必要な覚悟を備えられない
ストーリーを描くときは、困難な目標達成の道のりであるという前提を置くことが大切です。
楽天的にならず、物語の主人公のように試練が多く立ち塞がることを予測しながらストーリーを描いてみてください。
ポイント⑤:振り返りの問題
振り返りの問題とは、計画や行動をやりっぱなしにせずに、修正する機会を設けようということです。
俗に言うPDCAサイクルを回したほうが目標の達成確率は高くなり、また達成速度も早まります。
その理由として、PDCAサイクルを回すことで次の3つメリットが得られるからです。
- 失敗が前提になり行動量が高まる
- 目標と手段の入れ替わりを防げる
- 「効率」や「効果量」を徐々に高められる
目標達成に失敗するよくあるパターンとして、計画をかたくなに変えないことが挙げられます。
たとえば、「売上30%UP」という目標に対して、「ブログを3年間で100記事書く」という手段を採用するとします。
1年間続けてもまったく成果が得られていないのであれば、次のように何かしらのてこ入れをしたほうがよいと誰もが考えつくはずです。
- ブログの書き方を変える
- ブログをやめてSNS発信を始める
しかし実際に実行している人からすると、次のような思考から計画を変えようとしないケースがよく起きます。
- 「このままでなにかが起きてうまくいくはずだ」という謎の確信
- 「今までの努力を無駄だと思いたくない」というサンクコストへの執着
その結果として、最後までやりきって失敗するという、得るものが少なく損失ばかりが大きくなる最悪の未来にたどり着いてしまうのです。
これは客観的に見ればそんな失敗はしないだろうと感じやすい問題ですが、実践者の立場ではよくある失敗として挙げられます。
このような振り返りの問題で躓かないためには、振り返りの予定をあらかじめ入れておき、建設的な振り返り方法を学んでおくことが重要です。
目標計画の基本的な立て方6STEP
ここでは、目標計画の立て方をお伝えしていきます。
ただし、ここでお伝えする方法もあくまで目標計画の立て方の1つであるため、すべてがあなたに適しているわけではありません。
ここで紹介する方法をもとに、自分に適した方法へとカスタマイズしてみてください。
step①:目標を設定する
まずは目標を設定しましょう。
先ほどお伝えしたように、次の条件を満たせているかをチェックしてください。
- 実現可能か
- 具体的な数値目標か
- 期日を設定しているか
- 理想と結びついているか
- 肯定文で書かれているか
- 成長目標と結果目標を設定しているか
- その目標達成は重要であり今すぐ取り組む必要があると思えているか
目標を設定するとき、短期的・長期的のどちらの目標にすべきかで悩むことがあります。
たとえば、半年後に月商50万円を目標にすべきか、3年後に月商300万円を目標にすべきか、といったような悩みです。
これは意見が分かれますが、より遠くの目標を設定することをおすすめします。
なぜなら長期的な目標であるほど、変化できる幅が広がるためです。
長期的な目標を立てると苦しくなるという人は、次のように目標を使い分けるとよいでしょう。
- 長期的な目標:理想に結びついた抽象的な大きな変化
- 短期的な目標:SMARTの法則を活用した具体的な達成したい変化
step②:目標達成の方程式を作る
目標設定の方程式とは、目標を達成するための条件のことです。
目標の達成を方程式に落とし込むことで、何を達成すべきかが明確になります。
具体的には、次のようなケースです。
<ケース①:起業>
目標:半年後に月商100万円を稼ぐ
方程式:月商100万円=25万円(単価)×4人(販売人数)
<ケース②:ダイエット)
目標:半年後に5kgの減量
方程式:摂取カロリー(2000カロリー/日)+ウォーキング(400km)
※根拠のない適当な数値です
恋愛・結婚・人間関係・ビジネス・スポーツなど、どんな目標においても方程式を作れます。
目標を設定したら、まずはこの方程式を作成するための行動を起こしてみてください。
step③:マイルストーンを設定する
マイルストーンとは中間目標のことであり、1ヵ月後、2ヵ月後という時間経過による進捗度合いのことです。
最終期限までに「ステップ②:目標達成の方程式」の要素がクリアできるようなストーリーを描いていきます。
たとえば、次のようなケースが挙げられます。
<ケース①:起業>
・方程式:半年後の月商100万円=25万円(単価)×4人(販売人数)
・マイルストーン①:4ヵ月後までに「25万円で売れる商品を作る」
・マイルストーン②:6ヵ月後までに「毎月4人に販売できる導線を作る」
<ケース②:ダイエット>
・方程式:半年後に体重5kg減少=摂取カロリー(2000カロリー/日)+ウォーキング(400km)
・マイルストーン①:1ヵ月後「摂取カロリー(2400カロリー/日)+ウォーキング(55km)」
・マイルストーン②:2~3ヵ月後「摂取カロリー(2200/日)+ウォーキング(120km)」
・マイルストーン③:4~6ヵ月後「摂取カロリー(2000/日)+ウォーキング(225km)」
適したマイルストーンを設定するためには、現状分析によって使える以下のリソースを明確にしてみてください。
- 費用:目標達成までに費やせる予算
- 人脈:目標達成を後押しする友人、知人、家族、ロールモデル
- 設備:目標達成を後押しする環境、道具
- スキル:目標達成に活用できる技術、知識
進捗のスピード管理は、次の情報を参考にすることをおすすめします。
- 1割程度の実践:実際の計画を1割実行してみて、所用時間を推測する
- 一般的な進捗速度:同じ目標を達成した他者の所用時間を参考にする
step④:行動目標を設定する
行動目標とは、そのマイルストーンを達成するための具体的な方法論のことです。
実際に行動をイメージできることが重要であり、目安としては1時間から1日単位の目標になります。
たとえば「4ヵ月後までに25万円で売れる商品を作る」という目標なら、次のような手順が考えられます。
- 手順①:商品を設計する
- 手順②:書品を検証する
- 手順③:商品を修正する
しかし、これでは何をするかが想像しづらく、なかなか行動を起こせません。
行動を起こすためには、「100人の競合を調査する」「100人の競合をリスト化する」などの行動を想起しやすいレベルまで分解していくことが必要です。
行動目標を設定するには、次の手順をおすすめします。
- 手順①:マイルストーンを3~5等分にして1週間単位の中目標を作る
- 手順②:中目標を3~5等分にして1日単位の小目標を作る
- 手順③:小目標を3~5等分にして1時間単位の行動目標を作る
作業量や作業時間の見積もりの失敗は、行動レベルまで分解できてないことが原因として挙げられます。
すぐに行動できるレベルの目標にまで分解することで、大きな計画の遅延を防げるようになるでしょう。
step⑤:振り返り日と内容を設定する
マイルストーンごとに行動目標を設定できたら、最後に振り返り日とその内容を決めます。
期間と内容をあらかじめ決めておく理由は、振り返り自体を忘れたり、偏った振り返りを実施したりすることを防ぐためです。
振り返りは次のタイミングで実施することがおすすめです。
- 2週間に1度
- マイルストーン達成ごと
振り返り内容としては、次の11個の質問が参考になると思います。
- 何に取り組みましたか?
- 目標は何でしたか?
- 取り組み方はどうでしたか?
- うまくいったことは何ですか?
- うまくいかなかったことは何ですか?
- 何を学びましたか?
- 次に何をしますか?
- 学んだことをどのように適用しますか?
- どのように自分自身を改善しますか?
- 次に実践をするとき、何を変更しますか?
- 目標を達成するために何をする必要がありますか?
step⑥:苦難を想定する
一通りの計画が作れたら、その計画内で生じる失敗や苦難を想定していきます。
計画がすべて順調に進むことは少なく、予想外の事態に備える必要があるためです。
1つのストーリーを作るように、失敗や苦難を想定して、山あり谷ありの計画に仕上げてみてください。
このストーリー化によって挑戦への粘り強さが生まれて、目標達成確率がさらに高まるはずです。
目標計画を立てる際の3つの注意点
ここでは、目標計画を立てる際の注意点を3つお伝えしていきます。
注意点①:目標計画を完璧に作ろうとする
目標計画を立てるとき、完璧な計画を作ろうとすることはおすすめしません。
どのような計画も最初はクオリティーが低く、実際に行動をしてみて検証・修正を繰り返して作り上げるものだからです。
最初から完璧な目標計画を作ろうとすると、計画段階から実行段階に移行できず、永遠にアイデアをこねくり回してしまうことになります。
計画に不安があるならば、すでに成功している人に計画のフィードバックをもらってみてください。
または、あらかじめ振り返って修正する日を決めておくことで、完璧ではない計画を一定期間信じて実行できるようになります。
注意点②:1つのプランで成功しようとする
目標達成を目指すときは、複数個の目標計画を用意してみてください。
目標計画が1つしかないと、失敗すると分かっていてもその計画に執着するためです。
目標計画を用意する数の基準は、すべての目標計画の成功確率が合計100%になることです。
半分の日程を実行してみて、「この方法では難しい」と感じたときに計画を変えられる身軽い体制を整えることをおすすめします。
例.目標計画と達成確率
① 合計100%の計画準備(Aプラン:50%、Bプラン:30%、C:20%)
② Aプランを採用して半数程度の日程を実行する
③ Aプランでは無理そうだと発覚
④ 合計100%になるよう追加(Bプラン:30%、Cプラン:20%、Dプラン:20%、Eプラン:30%)
⑤ Bプランを採用して実行してみる
注意点③:余白のない不健康的な目標計画を立てる
目標計画が自分にとって健康的であるかもチェックしてみてください。
不健康な目標計画は、次のような不幸な結末を引き起こすためです。
- 自分の身体を壊す
- 人間関係に亀裂が入り信頼関係を損なう
- 目標達成ができても家庭が壊れてしまう
早く進むことも大切ですが、理想を実現すること、継続することはもっと大切です。
全く余白がない計画の場合は、目標達成の時期を後ろにずらしたり、新しい方法を探したりして、健康的な目標計画を立ててみてください。
【計画のおける健康具合の判断基準】
・休日は作れそうか
・毎日7時間以上の睡眠が取れそうか
・ご飯の時間を1食30分以上取れそうか
・この目標計画を実行したいと本当に思えるか
・この目標計画は周囲の人に承諾を得ているか
・思いがけないチャンスがあったときに挑戦できそうか
目標達成するまでモチベーションを保つ方法3選
目標の達成を失敗させる最大の要因は、達成する途中で諦めてしまうことです。
予算や時間などのリソースが枯渇した結果として諦めることもあるでしょうが、諦める多くの原因は実行力の不足にあります。
ここでは、実行力を上げるためのモチベーションを保つ方法を3つお伝えしていきます。
方法①:目的を思い出す
次のようなことを思い出すことで、モチベーションが復活します。
- なぜ目標を設定したのか
- 誰に影響を与えられるのか
- どういう未来を望んでいるのか
- どのような損失を回避できるのか
頭の中で考えるのもよいですし、紙に書き出すのもよいでしょう。
誰かと希望のある未来を語り合うという方法が向いている人もいます。
いずれにしても、自分のモチベーションが高まることを実感できる方法ならそれでOKです。
定期的に「なぜこの目標を達成しようとしているんだっけ?」と自問自答する機会を作ってモチベーションを復活させる機会を作ってみてください。
方法②:報酬を実感する
私たちが行動を続けるためには、報酬を得ることが必要です。
しかし、目標を達成するには時間がかかりすぎるため、目標達成以外でも報酬を得なければ継続が困難になるでしょう。
目標達成以外での報酬としては、次のものが挙げられます。
- 進捗
- 成長
- 人間関係の向上
- 他人からの感謝
モチベーションの低下を予防するためにも、これらの報酬を味わう機会を意図的に作ってみてください。
この報酬を得られるだけで、明日をがんばるエネルギーになるはずです。
方法③:仲間を見つける
仲間を見つけることのメリットには次のようなことが挙げられます。
- 基準が上がる:1日8時間労働は当たり前
- 実行する理由になる:みんながんばっているから私もがんばろう
- ストレスを吐き出せる:分からないこと、不満を吐き出しリフレッシュする
- フィードバックをもらえる:改善したほうがよいこと、強化したほうがよいことの指摘
- 仲間との関係性が動機づけになる:この関係性を維持するために結果をがんばりたい
孤独の状態では瞬間的な行動が早くなるのですが、モチベーションが不安定になってしまいます。
たとえば、「疲れたなぁ」と休むことを正当化したり、「がんばるって恥ずかしい」と自分を冷ややかな目で見たりすることもあるでしょう。
これは、目の前の出来事から焦点をずらせなくなり、ストレスが溜まりやすくなることで生じていることが原因です。
もし孤独の状態によって継続できないと感じるのであれば、仲間を見つけてみてください。
目標計画を遂行するための工夫3選
上記ではモチベーションを保つ方法を紹介しましたが、モチベーションに依存しないように対策することも目標計画の遂行には大切です。
ここでは、モチベーションに依存しないで計画を遂行するための工夫を3つお伝えしていきます。
工夫①:習慣化する
習慣化とは、「寝る前に歯を磨く」「ご飯を食べる前に『いただきます』を言う」などの、理由も考えずにおこなえる行動のことです。
目標達成のための行動を習慣化することで、モチベーションに振り回されることなく、確実に実行できるようになります。
しかし、習慣化には3ヵ月ほど要すると言われており、そもそも習慣化させること自体が難しいです。
意志の力だけでは習慣化できないため、次のようなコツを押さえて実行を続けてみてください。
- コツ①:焦らない
- コツ②:周囲に宣言する
- コツ③:報酬感を味わう
- コツ④:長期的な理想を描く
- コツ⑤:改善=成長と捉える
- コツ⑥:2つの成功基準を作る
- コツ⑦:行動への抵抗感と向き合う
- コツ⑧:思い出すための工夫を施す
- コツ⑨:取り組むまでの労力を少なくする
- コツ⑩:モチベーションややる気に頼らない
- コツ⑪:モチベーションややる気を維持する
- コツ⑫:行動しなかったときのルールを作る
- コツ⑬:習慣化が成功したらラクになると希望を持つ
工夫②:他者宣言する
他者宣言とは、自らの目標を誰かに伝えることを指します。
これは宣言効果とも呼ばれており、誰かに目標を宣言したら達成確率が高まるという心理効果です。
宣言することで達成確率が高まる理由として、宣言したことを実行しないことによる損失を回避するためだといわれています。
たとえば、「明日から毎日朝5時に起きる!」と周りに宣言して、実際に起きれなかったら「やっぱりね」と呆れられてしまうでしょう。
そのような自尊心を低下させるような出来事を発生させないために、実行力が増大するのです。
ちなみに、他者宣言をする際は、あまり大きな目標にしすぎないことをおすすめします。
他者に宣言した目標は「できた」「できなかった」という二極化思考になりやすく、「できなかった=もう無理だ」と感じるとで諦めてしまうためです。
工夫③:目標計画自体を思い出す
目標や計画を思い出す機会を毎日作るだけでも、目標に関する行動が実行しやすくなります。
私たちは目標達成以外にもやるべきことがあり、目標に常に意識しつづけることが不可能だからです。
実際、どれほどやる気を十分に意気込んでも、3日もすればその熱意が消えてしまった経験は誰もがあるのではないでしょうか。
そのため、目標を忘れないことではなく、目標を思い出すための工夫をしてください。
具体的には、次のような工夫がおすすめです。
- 毎日決まった時間に目標を唱える
- トイレや冷蔵庫に目標を書いた紙を貼る
- 締切に外部要因を巻き込む(試験に予約するなど)
まとめ
効果的な目標計画を立てるには、次のことを抑えることが大切です。
- その計画の方向性で目標が達成できると思える
- 自分ならその計画を実行できると思える
この2点を抑えるには、理想・目標・行動目標に一貫性が出るようにストーリーを描き、さらに行動目標を何をするべきかが分かる程度に分解しておくことが欠かせません。
また、定期的に振り返りをおこない、計画のクオリティーを高めていくことも重要でしょう。
どんな目標も、その達成は毎日のコツコツとした小さな行動の結果として得られます。
計画を立てただけで満足するのではなく、実際に実行できるような計画をデザインしてみてください。